なごみのわーるど

アクセスカウンタ

zoom RSS 「介護職に一部の医療行為を認める方針」について

<<   作成日時 : 2008/11/23 13:49   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

「療養介護士」の資格創設よりも、介護職員に医行為の一部が
認められる方向であること、大変喜ばしいことと感じています。

ただ 現時点で 自分自身の訪問介護事業所の状況に立ち返って
考えると、現実問題として、介護職員がこれらの行為を自信と責任を
持って行えるところまで持っていくには、まだまだたくさんのハードル
があると感じています。

まずは、安全・的確に責任を持ってこれらの医行為を行える介護職を
育成するための研修が必要不可欠ですが、そうした研修制度が、
今自分がいる職場で果たしてどれだけ充実できるのか、という不安が
あります。それは、研修にかかる費用の問題ももちろんですが、
こういうリスクの高い業務につくことに関して、ほとんどのヘルパーさん
は「できればやりたくない」という不安を持っているからです。
これは、ヘルパーさんに安心を持ってもらえるように働きかけることの
できない事業所の責任もあるのかもしれません。

現実、ALS等日常的に痰の吸引を必要とする利用者様のサービスを
検討するにも、介護業務に比べてリスクの高い医療行為を行うことに
対して、研修を受けてまでやろう、という前向きな気持ちをヘルパー
さんに持ってもらうことに、非常に困難を感じています。

そしてさらに、そうした研修を受けたあとの段階で、頭で理解するだけ
ではなく、忘れないうちに現場での場数を踏むことを通して、体で覚え、
真の意味で「習熟」をしなければならないと感じます。研修の内容にも
よりと思いますが、痰の吸引等の研修を受けても、すぐに実践で活用
できるほどの実力が身につくわけではありません。自分の経験上、
病院等で吸引の実地指導を受けてから、実際に利用者宅で、安心して
一人でサービスに入れるようになるまでは、少なくとも3〜5回以上は、
熟練したヘルパーまたは看護士さんとともに同行に入ってもらわなければ、
とても安心してサービスを任せられません(これは当社の体制の悪さも
あるかもしれませんので、もしもっとスムーズな方法をご存知の方がい
らっしゃれば、ご教示いただければありがたいです)。

事業所のやり方にもよるのでしょうが、少なくとも私の所属している
事業所(訪問介護)の場合、研修を受けたヘルパーが完全にその
技術を習得するまで、しっかりしたサポート体制をとっていくことにかなり
困難を感じています。

また、せっかく研修を重ねたり、現場でベテランがついて仕事を覚えて
もらっても、覚えたとたんに入院、などということもよくあります。在宅で
医療行為を必要な利用者様の割合がもっと増えてくれば、研修の内容を
忘れないうちにどんどん活かすことが出来る機会も増えていくのかも
しれませんが、そこまで行く前に、何ヶ月もサービスが途切れてしまい、
また研修のやり直し、ということも起ります。そのあたりの課題について、
これからしっかり考えていかなければならないと思います。

リスクが高い上に、習熟までに時間と労力が必要な医療ケアに対し、
どこまで人材を確保できるのか 大きな課題であり、多くの同業者の
皆様と意見交換をしていければありがたいと思っています。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「介護職に一部の医療行為を認める方針」について なごみのわーるど/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる